栗東 池江泰寿 厩舎
■ 調教状況 ■ サンデーサレブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／１３年募集 初仔ウォータクティクスの重賞制覇に歓喜したことが今も鮮明に記憶に残り、それゆえ母の近年の産駒成績に歯痒さを感じている人も多いことでしょう。８番目の産駒である本馬は再びトップサイアーを父に迎えました。遅生まれのためにまだ成長途上といった馬体ですが、それはけっして未熟ではなく未完成と表現されるべきもので、放牧地で仲間たちと競うように走る姿は、調教を積んで鍛練されたときの瞬発力はいかほどかと期待させてくれます。やる気を全面に出した前向きな気性の本馬ですので、ゴール前で末脚が切れる、胸のすくようなレースぶりが見られそうです。
アドマイヤハッピーの12
牡馬・黒鹿・２０１２年５月２２日生れ（栗東 池江泰寿）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 全４０口●総額８，０００万円
馬名：ラヴィダフェリース
英名：La Vida Feliz（西語）
由来：幸せな人生
ディープインパクト
2002 鹿毛Sunday Silence
*サンデーサイレンス
1986 青鹿Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Moutain Flower Wind in Her Hair
*ウィンドインハーヘア
1991 鹿毛Alzao Lyphard Lady Rebecca Burghclere Busted Highclere アドマイヤハッピー
1998 鹿毛Tony Bin
トニービン
1983 鹿毛*カンパラ Kalamoun State Pension Severn Bridge Hornbeam Priddy Fair カーリーエンジェル
1990 栗毛*ジャッジアンジェルーチ Honest Pleasure Victorian Queen ダイナカール *ノーザンテースト シャダイフェザー(8)
母の父：
*トニービンTony Binは愛国産,全欧古牡馬チャンピオン,伊仏15勝,凱旋門賞-ＧT。本邦チャンピオンサイアー。
【BMS：主な産駒】アドマイヤベガ(ダービー-JPN1),ハーツクライ(ドバイシーマクラシック-ＧT),
キャプテントゥーレ(皐月賞-JPN1),ヴィクトリー(皐月賞-JPN1),アドマイヤドン(JBCクラシック-JPN1・３回),
ルーラーシップ（香港クイーン エリザベス二世Ｃ-ＧT）,トランセンド（ジャパンＣダート-ＧT・２回）,カレンチャン（スプリンターズＳ-ＧT）
母：
アドマイヤハッピーは3〜5歳時,28戦4勝,摺上特別,紫苑S-OP3着。産駒
ウォータクティクス（05 牡 黒鹿 *ウォーエンブレム）６勝,アンタレスＳ-ＧV（Ｄ1800ｍ,レコード）,アルデバランＳ-OP（Ｄ1800ｍ）,
｜ フェアウェルＳ（Ｄ1800ｍ）
キタサンアミーゴ （06 牡 栗 フジキセキ）５勝,松籟Ｓ（芝2400ｍ）,睦月賞（芝2400ｍ）,境港特別（芝2200ｍ）,山吹賞（芝2200ｍ）,
｜ 小倉記念-ＧV２着,ダイヤモンドＳ-ＧV３着,弥生賞-JPN2４着
ヘヴンリーブリス （08 牡 鹿 アグネスタキオン）未勝利
ドラケンスバーグ （09 牡 黒鹿 フジキセキ）１勝
ハッピーモーメント（10 牡 鹿 ディープインパクト）１勝,現役
スリールドランジュ（11 牝 栗 ゼンノロブロイ）未出走
２代母：
カーリーエンジェルは５戦,入着。産駒
オレハマッテルゼ：9勝,高松宮記念-JPN1,同-ＧT５着,京王杯スプリングC-ＧU,同２着,同３着,
｜ キャピタルS-OP,晩春S,甲斐駒特別,保津峡特別,富嶽賞,東京新聞杯-JPN3２着,阪急杯-JPN3３着,
｜ スワンS-JPN25着。種牡馬
エガオヲミセテ：４勝,マイラーズC-JPN2,阪神牝馬特別-JPN2,スイートピーS-OP,府中牝馬S-JPN3 ２着,
｜ エリザベス女王杯-JPN1 ３着,マーメイドS-JPN3 ３着(２回),秋華賞-JPN1４着,
｜ 朝日チャレンジC-JPN3 ５着
トゥリオンファーレ：1勝,ラジオNIKKEI杯2歳S-JPN3３着,現役
チェルビムCherubim：英1勝
エノク：3勝,現役
３代母：
ダイナカールは最優秀２・３歳牝馬,5勝,オークス,
ターコイズＳ,３歳牝馬S,白菊賞,アメリカJCC-JPN2２着,阪神4歳牝馬特別2着,セントライト記念２着,
桜花賞3着。産駒
エアグルーヴ：年度代表馬,最優秀古牝馬,9勝,天皇賞(秋)-JPN1,オークス-JPN1,札幌記念-JPN2(２回),
大阪杯-JPN2,チューリップ賞-JPN3,マーメイドS-JPN3,ジャパンC-ＧT ２着(２回),
阪神3歳牝馬S-JPN1２着。産駒
アドマイヤグルーヴ：最優秀古牝馬,8勝,エリザベス女王杯-JPN1(２回)
ラヴィダフェリース 牡３ （栗）池江泰寿 本賞金 ￥０ 総賞金 ￥１９０ (８戦 ０- ０- ０- ２- １- ５) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 15/09/26 4阪神6 未勝利 ９ 加藤祥太 ８ 53▲ ダ1200 重 1.14.0 1.0 - 8-10 38.1 488 \0 15/09/05 2札幌5 未勝利 ５ 井上敏樹 ４ 53▲ ダ1000 重 0.59.9 0.5 - 8- 9 35.9 500 \460 15/08/30 2札幌4 未勝利 ４ 井上敏樹 ３ 53▲ ダ1000 良 0.59.5 0.0 - 3- 3 35.7 502 \690 15/08/01 1札幌1 未勝利 ６ Ｃ.ルメール ３ 56 ダ1700 良 1.48.6 1.7 2- 1- 1 41.0 502 \0 15/04/25 3京都1 未勝利 ６ 川田将雅 ４ 56 ダ1900 良 2.02.3 1.5 14- 3- 3 39.0 500 \0 15/03/29 2中京6 未勝利 ９ Ｚ.パートン ３ 56 ダ1800 良 1.56.7 1.1 2- 3- 3 40.0 496 \0 15/02/08 1小倉2 未勝利 ４ 藤岡祐介 １ 56 ダ1700 重 1.47.0 0.4 8- 1- 1 38.2 500 \750 14/11/15 5京都3 新馬 ７ 川田将雅 ２ 55 芝1800 良 1.52.8 1.1 - 3- 5 34.2 500 \0
■ 15/09/26 阪神 未勝利 9/26(土)阪神４Ｒ・ダート1200ｍ戦に出走、馬体重は488kg(-12)でした。まずますのスタートを切りましたが二の脚は速くなく、中団８番手くらいを追走しました。３〜４コーナーの勝負どころでの反応が鈍く後退してしまい、直線は外に出して懸命に盛り返したのですか、勝ち馬と１秒差の９着と敗れています。 騎乗した▲加藤祥騎手からは「スタートはまずまず出てくれましたし、前半の反応も良かったのですが、３コーナーで砂を被ると嫌がって、行く気をなくしてしまいました。直線ではまた伸びているだけに、勝負どころで置かれてしまったのが堪えましたね。マイナス12kgの馬体減は、特に細くは感じませんでしたが…」とのコメントがありました。最後の３歳未勝利戦で勝ちあがれなかったことから、今後についてはあらためて協議いたします。 ■ 15/09/05 札幌 未勝利 9/5（土）札幌3Ｒ・ダート1000ｍ戦に▲53kg・井上敏騎手で出走、馬体重は2kg減の500kgでした。まずまずのスタートから押していきましたが、今回は中団後方からの追走になりました。道中は少しずつ位置取りを下げる場面もあり、４コーナーでは後方4〜5番手の位置取りで直線を迎えました。直線で外から追い出されると、徐々にエンジンがかかって前に迫っていきました。前には届かなかったものの、最後は熾烈な５着争いを制して、０秒５差の５着と、なんとか掲示板は確保しています。 騎乗した井上騎手は「パドックで跨ったときにテンションが高くて、前走よりもエキサイトしていました。連闘の影響もあったのでしょうか。ただ、レースではその影響はそれほどなかったと思います。前走はゲートで好スタートをキレたのですが、今回は他の馬も速く、馬群の中での競馬になりました。そこで砂を被る形になって、逃げるような感じで、さらに位置取りを下げてしまいました。直線で外に出してからはいい加速を見せてくれたのですが……。本質的にはもう少し距離があったほうがいいかもしれません」とコメントしています。 今週で札幌開催は終了となりますが、本馬は５着に入着して、来週からの阪神開催に組まれている、出走資格(前走５着以内、または通算５走以内の馬が一度だけ出走可能)を限定された未勝利戦に出走することが可能となりました。強行軍ではありますが、レース後の状態を確認した上で栗東ＴＣに移動して、限定未勝利戦への出走をうかがっていくことになります。 ■ 15/08/30 札幌 未勝利 8/30(日)札幌3R・ダート1000ｍ戦に▲井上敏騎手で出走、馬体重は前走から増減なしの502kgでした。五分のスタートから押していって好位３番手インにつけました。流れに乗ってそのままの位置で直線へ向かうと逃げる馬をめがけて脚を伸ばしていきました。ゴール前は４頭が広がっての接戦となりましたが、あと一歩届かず、勝ち馬からハナ＋ハナ＋アタマ差の４着まででしたが、掲示板は確保しています。 レース後、井上騎手からは「前へつけてほしいという指示だったので、スタートして出していきました。外から寄られたので控えざるを得ませんでしたが、インの位置で頑張らせて脚を溜めていけました。直線ではもっと加速するかと思いましたが、あと少し足りませんでした。距離には問題なく対応できていたと思います」とのコメントがありました。 ■ 15/08/01 札幌 未勝利 8/1(土)札幌4Ｒ・ダート1700ｍ戦にルメール騎手で出走、馬体重は前走から+2kgの502kgでした。五分のスタートから行き脚がついて、ハナを行く馬をぴったりマークして追走すると、３コーナーあたりで並びかけていって２頭併せ馬のような状態で勝負所を進んでいきました。わずかに先頭にたった状態で直線へ向かい、馬場の内めで追い出されましたが、反応が怪しくなってしまい、最後は勝ち馬から1.7秒差の６着での入線でした。 レース後、ルメール騎手からは「スタートも出てくれましたし道中の手応えも良かったのですが、終いでバテてしまってフラフラしていました。ただ、気難しいところがあるのですが、今日はそういったところは見せていませんでした」と話していました。 ■ 15/04/25 京都 未勝利 4/25(土)京都3R・ダート1900ｍ戦に56kg川田騎手で出走、馬体重は+4の500kgでした。半テンポ遅いスタートからダッシュがひといきで、最後方から追走していきました。向こう正面でスパートしてスルスルとポジションをあげていき、3〜4番手で直線に向きました。直線に入ってからもジリジリと伸びを見せていたものの、最後は脚色が鈍り、勝ち馬から1.5秒差の6着で入線しています。 レース後川田騎手は「今日は返し馬から走りがバラバラでした。スタートが良くなかったですし、いきなり追っ付けていくとよけいにバラバラになるので、向こう正面からジワっと上がって行くように心がけました。勝負処から出していってできるかぎり前に取り付けましたが、上体を起こしてやりながらの追走でした。調教ではいい動きをするのですが、実戦ではそういった乗り難しさがありますね。芝も経験していますが、やはりダート向きですね」とのコメントでした。 ■ 15/03/29 中京 未勝利 3/29（日）中京2Ｒ・ダート1800ｍ戦にパートン騎手で出走、馬体重は前走から-4の496kgでした。五分のスタートから馬なりで進んでいき、1〜2コーナーで好位に押し上げました。3〜4コーナーでは外を進み、前から3〜4頭目で直線コースに入っていきましたが、直線の終盤にかけて脚色が鈍ってしまい、最後は勝ち馬と1.1秒差の9着で入線しています。 レース後、パートン騎手は「スタートの出が良くないと聞いていましたが、聞いていたよりは出ててくれたと思います。ただ、道中は前に行きたがる面あって、その分、最後は脚が上がってしまいました」とコメントしていました。 ■ 15/02/08 小倉 未勝利 2/8（日）小倉1Ｒ・ダート1700ｍ戦に藤岡佑騎手で出走、馬体重は前走から増減なしの500kgでした。ワンテンポ遅れてゲートを出ると、序盤は中団あたりを追走していきましたが、2コーナーを回り終えると外から進出していき、一気にハナを奪いました。3〜4コーナーでも先頭のまま直線コースへ入ると、そこから粘り込みを図りましたが、最後は脚色が鈍ってしまいました。最後は勝ち馬と0.4秒差の4着で、掲示板は確保しています。 レース後、藤岡佑騎手は「スタートで出遅れてしまい、また前半はハミ取って走っていませんでした。刺激を与える意味で途中から仕掛けていき、その後は流れに逆らわずに追走できたのですが、3〜4でコーナーでは手応えが怪しくなり、直線ではフラフラ走っていました。調教で動いてますしダート適正もあると思うので、流れにさえ乗れれば勝ち負けしてくれるはずです」とコメントしていました。 ■ 14/11/15 京都 新馬 11/15（土）京都5Ｒ・2歳新馬戦（芝1800ｍ）でデビュー、馬体重は500kgでした。ゲートの出が少し遅く、ソロっとしたスタートになると、中団馬群の中でレースを進めました。スローペースの展開のなかで道中もそのままの形勢で追走していましたが、周りが一気に動き出した４コーナー手前からの反応が鈍く、勝ち馬から１秒１差の７着でデビュー戦を終えています。 レース後、川田騎手からは「返し馬では動きに少し硬さを感じましたので、入念にほぐしながらレースに臨みました。レースでは前半は流れにも乗って上手に走れていたのですが、勝負処でペースが上がったときに前についていけなくなって、直線に入ってからも体を使って走れているのですが、伸びきれませんでした。２週続けて追い切りに騎乗して、動きがよかったので楽しみにしていたのですが、実戦では期待していたほどの伸びはありませんでした。トモにまだ甘いところがありますし、使いながらよくなってくるタイプなのでしょうか」とのコメントがありました。
